個展終了
木曜日, 11月 10th, 2011おかげさまで、盛況のうち個展終了致しました。
ご多忙のところ、本当に多くの方々にお越し頂けましたこと
心より嬉しく、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
久々の個展ということで、私自身、皆様に喜んで頂けるか
不安も入り混じりながら迎えた初日。
お越し頂いた皆様に、どれだけの元気、温かいお言葉を頂いたことか。。
「3年間ずっと待ってましたよ」
「先生の笑顔が見れて良かった」
「本当に楽しみにしてました」など
とてもありがたく、胸の熱くなる思いでいっぱいでした。
また皆様より頂いた、たくさんの美味しいお心遣い。
ひとつひとつお気持ちがこもっていて、本当に嬉しく
有り難く頂きました。ありがとうございました。
それでは
個展の様子をお写真と共にご紹介していきたいと思います。
庭先からのアプローチは異空間への序章。
クモの巣を張ったオブジェに、浮き立つようにからみつく
深紅のバラ。
エントランスに差し込む「光」の空間。
年月をかけ磨き作り上げたアワビのヘッドドレスは
柔らかい輝きと素材の力強さを感じます。
「影」の空間を彩る五様の彫刻。
様々な感情、喜び、哀しみ、悩み、怒り、愛。
生花や羽で装飾を施したヘッドとジュエリーたち。
光と影の境を流れる
墨で描いたシフォンのカーテン。
大好きなマリア・カラスの映像も映し出しながら。
また個展といえば、KAZUMIのファッションチェック!?
皆様に喜んで頂けるよう、って自分が一番楽しんでいるのですが。。
1、2年前ほどから仕込んでおりました(笑)
まず初日は、「舞台衣装ですか?」
「いったいどこで手に入れられたんですか?」と
反響も大きかったコートドレス。ゴブラン織りのような金地に
袖元は長く垂れ下がった毛皮。インパクト大で、一目ぼれでした。
ドレス33のもので、残念ながら昨年よりコレクションを休止され
今は手に入らないブランドとなりました。
ドレスに合わせて制作したジュエリーは、黒い羽と白いシェルが
舞い飛ぶデザイン。
二日目は、ジャン=ポール・ゴルティエの真っ赤なロングドレス。
私も、真っ赤なバラになっちゃおうかな~なんて。
深めに入ったグレーのスリットと、ジュエリーはケシパール渋い艶。
しっくりとした色合わせで。
三日目は、有田の「ガガ」こと黄色のヘッドドレスをコーディネートの
ポイントに。maximのもので、皇室のお帽子も手掛けていらっしゃる
神戸老舗のブランドです。黒のフリルトップスと、豹柄スカートのフリルも
ひらひらクルクル。
ジュエリーは、白パールと黒いオニキスの二連ネックレスでエレガントに。
最終日は、ラインの美しいシンプルなアルマーニのドレス。
研ぎ澄まされたカッティングに、ボリュームのあるジュエリーがよく映えます。
深い緑のメノウとオニキスのネックレス、ブレスレット、ピアスの3点。
赤いバラを口にくわえ、お客様をお出迎えし「きゃああ」と
飛び上がられたりもしましたが、、面白かった。。
今回3年ぶりに個展を終えてみて感じたこと。
生きていれば日々、良い事もあれば悪いこともある。
「光と影」その境目は曖昧だけれども、両方あるから
それぞれがいきていける。バランスを取りながら
共存していく。多くの方々に支えられ、今の私がある。
感謝の気持ちをいつも忘れずに。
thanks for・・
今回も素敵なDMを撮影してくれた、可愛い妹たまよちゃん。
彼女の撮る写真は、瑞々しい感性に溢れてとっても大好きです。
いつもありがとう。
この度もかよちゃんに助けられました。
遊びに来るどころか、いつも傍にいて力になってくれる
心強い親友。こころよりありがとう。
期間中、お手伝いしてくれた我が妹、ゆかり。
姉なのにいつも助けてもらってますね。本当にありがとう。
夢中になると寝食ともにおざなりになってしまう私を
文句も言わず見守ってくれる家族。すみません。
そしてありがとう。
酒井田和美